サイトを運営するなら一度は作ってみたいマッチングサイトですが、マッチングサイトと言っても色々な種類やマッチ方法があります。
{ この記事の目次 }
マッチングサイトの種類
マッチングサイトと聞いても、何がマッチングサイトなのかわかりにくいかもしれません。マッチングのサイトにはこんなものがあるんだなという紹介です。
そもそもマッチングサイトとは?
マッチングサイトとは簡単に、ある条件とある条件を結びつける仲介役のようなものを指します。ビジネスモデルとして仲介するからには、仲介の手数料を頂戴して利益を得るサイトのことを意味します。
企業と消費者をマッチングするBtoC型のサイト
一般的な案件として、不動産サイトや地域型ネットショップなどもマッチングサイトになります。
企業と企業がマッチングするBtoB型のサイト
一般的な案件として、お仕事を依頼する側とそのお仕事を受け取る側のマッチングサイトがあります。
個人(ユーザー)と個人(ユーザー)がマッチングするCtoC型のサイト
一般的な案件として、婚活や出会い系サイト、ベビーシッターや家事代行などがあります。
マッチングサイトの作成に必要な言語
WordPressでマッチングサイトを作るために必要な言語は、以下になります。
この中でも一番勉強していただきたいのが、PHP言語になります。
・PHP
・html
・css
・js
マッチングサイトに適したテンプレート選び
ある程度、作りたいマッチングサイトに近いテンプレートを選ぶと、デザイン編集の手間が省けますし、ノーマルなテンプレートを使うと、必要以上にPHPコードを書かなければいけなくなります。
作る目的によって、テンプレートを選択すると良いかもしれません。
カスタマイザーが複雑なテンプレートを避けて、シンプルなものを選ぶと楽です。逆にシンプルすぎても、面倒なので好みのテーマーを見つけてインストールしてみると良いです。
一概にもこれが絶対というものはありません。
また、テンプレートファイルの多いものは、各デザインファイルを探すのに面倒になるため、新しく作る方が早いです。
マッチングサイトに最適な便利プラグイン
一から作っていたら日が暮れてしまうので、まずは、マッチングサイトを作成する際に、どんなシステムが必要なのかまとめてみましょう。
サイトの目的にもよりますが必要最低限、マッチングサイトに必要なプラグインを紹介します。
ただ、目的や開発者によって作り方が代わりますので、参考までに。
私が作るとデザインなしで、1週間あれば作成できるプラグイン選定です。
ユーザー管理用のプラグイン①「WP-Members Membership」
一番シンプルで使いやすいユーザー管理プラグインです。
管理画面も設定も簡単で便利です。
ただ、ユーザーの種類が複数存在するマッチングサイトには適さないです。
1種類のユーザーマッチングサイトで実装できます。
ショートコードを固定ページや投稿ページに貼り付けるだけで、簡単に新規登録やログインなどができます。
ユーザー管理用のプラグイン②「Ultimate Member」
2種類以上のユーザーを管理するのに適しているプラグインになります。
それぞれのユーザーグループに対して、新規、作成、削除を設定できる便利なプラグイン。
例えば、介護のお仕事をお願いしたい個人の登録するユーザーアカウント。
空きのある事業所を登録するユーザーアカウントがあるとします。
ディレクトリーごとに、それぞれのユーザーが見れるページを設定管理することができる便利なプラグインです。
大幅にカスタマイズしなくても、マッチングサイトが作成できます。
オリジナルページを作るプラグイン「Custom Post Type UI」
カスタム投稿を作成するのに、便利なプラグインになります。
PHP言語でfunction.phpにコードを書き入れるか、上記のプラグインを使ってページを作成するかの違いです。初心者の方でも、このプラグインが操作できれば、固定ページや投稿ページ以外のページ項目を管理画面に作ることができます。
例えば、管理画面メニュー内に「介護事業所管理」という項目を作るとして、その関連するページ・カテゴリー・タグを作成したい時に使います。
管理画面を設定したら、PHPファイルを作成して繋ぐだけです。
検索機能の融通がきくプラグイン「WP Extended Search」
Custom Post Type UIなどで作成したカスタムの投稿を検索結果につなげてくれる便利なプラグイン。
function.phpに書き入れなくても、事足りるプラグインです。
管理画面を自由にカスタマイズできるプラグイン「Advanced Custom Fields」
オリジナルのカスタムフィールドを作成することができる便利なプラグインです。それぞれのユーザーページに対して、必要な入力項目を設定したりするのに使います。
使い方は、管理画面の設定と、PHPファイルへの実装が必要になります。
PHPのお決まりコードを貼り付けるだけなので、難しくはありません。
例えば、介護の条件、エリア、金額等のユーザーが入力してほしい項目を追加する設定ができます。
お問い合わせプラグイン「MW WP Form」
カスタマイズ不要の便利なお問い合わせプラグインです。
様々なお問い合わせフォームがありますが、1画面で設定が簡単にできるのでとても便利です。
お問い合わせデーターを、グラフに吐き出したり、CSVに書き出したりできます。
プラグインをカスタマイズできるスキルでマッチングサイトの作成ができるか決まる
ノーマルプラグインで作ろうと思えば作れると思います。
ただ、より自由な編集ができる方が、高機能なマッチングサイトが作成できますので、必要最低限のPHP言語でプラグインをカスタマイズできるようになると、マッチングサイト以外のことにも役立ちます。
PHP言語を隅から隅まで、分厚い本を全部頭に入れなければいけないという訳ではありません。また、PHPが全部理解できても、結局フローチャートとアルゴリズムがわからなければ、コードを書くこともできないかと思います。
WordPressを操作するPHP言語は、ごく一部のコード編集だけです。
とにかく触って壊しての連続をすると、ある程度理解できてくるので、諦めずにコードを書きまくってください。