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ADHD(注意欠如多動性障害)の子供の特徴!小学生のプログラミングの学習

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ADHD(注意欠如多動性障害)とは、3つの特徴「不注意」「多動性」「衝動性」をもった行動面の支援を必要とする障害です。

一見誰にでも当てはまるような内容に見えますが、例えていうなら、忘れ物をしたり、ムカっときて友達と喧嘩をしたりなど経験があることだと思います。

また、多動性で言えば、自分はひとよりおっとりめに見えているかもしれません。
ですが、2、3歳のとき、今と比べるとおっとりとしていたでしょうか?

どんな子供にだって多動性な部分はあると思います。

ADHDの子は、落ち着きがなく、注意力も散漫で、注意深く行動することが困難です。
学校でも友達とトラブルを起こしたりすることで、”困った子”だと思われてしまうこともあるようです。

ADHDには3つのタイプがある

ADHDの主な症状について、症状の違いには3つのタイプに分けられます。

「不注意」タイプ
物忘れが激しく、注意力も散漫。
何かとボーッとしています。
クラスでは、あまり目立つことのない存在で、障害があるとは気がつかれにくいのが特徴。

「多動性」&「衝動性」タイプ
とにかく落ち着きがなく、話だすとと止まらなくなります。
授業中に席を歩き回ったりする子もいます。
ちょっとしたことでカッとなり、乱暴な子供だと敬遠される傾向もあります。

全部が混合するタイプ
ADHDの全ての特徴が現れるタイプ。
実はADHDの全体の8割が該当するタイプになります。

ADHDであるという診断基準とは?

ADHDに関するアメリカ精神医学の「DSM−5」の診断基準の中には、こう記されています。

A. 不注意及び/または多動性・衝動性の特徴的な様式で、機能または発達の妨げになっているもの。

B. 不注意または多動性ー衝動性の症状のうちいくつかが12際になる前から存在していた。

C.不注意または多動性ー衝動性の症状のうちいくつかが2つ以上の状況(例:家庭・学校・職場・友人や親族というるとき:その他の活動中)において存在する。

D. これらの症状が、社会的、学業的、または職業的機能を損なわせている、またはその質を低下させているという明確な証拠がある。

E.その症状は、統合失調症、または他の精神病性障害の経過中のみに起こるものではなく、他の精神疾患(例:気分障害、不安症、解離症、パーソナリティ障害、物質中毒または、離脱)で、うまく説明されない。

出典:日本精神神経学会(日本語版用語監修)

「症状が少なくとも6ヶ月以上持続しみられ、それらの程度は、不適応的であり、発達の水準に相応しないもの」ということで、3歳は3歳の平均と比べてどの程度不注意であるのか、年齢に合わせて見ることが必要になります。

また、これらの症状のいくつかが12歳以前に見られたり、学校とお家、そして社会的や学業的にみて、著しい障害が存在するという明確な証拠がなければいけません。

ADHD(注意欠如多動性障害)の特徴

ADHD(注意欠如多動性障害)は、自分自身で行動のコントロールがうまくできないのが主な特徴です。具体的に説明すると、以下のような特徴が該当します。

・忘れっぽい
・とにかく落ち着きがない
・集中力がないまたは続かない
・注意散漫
・事故に巻き込まれやすい
・考えてからの行動が不得意
・じっと待つことができない

これらのことから、学業成績への不振や人間関係のつまずき、自尊感情がそだ立たなくなると言われています。できるだけ早期発見することで、様々な対応が可能です。

環境改善や行動療法など、普通の生活の中でも改善策はあります。
また、薬を使っても適切な行動改善に期待できるとも言われています。

ADHD(注意欠如多動性障害) のプログラミング学習

ADHDと診断された子どもは、学校の授業などでは集中できなくても、テレビゲームや外遊びどの時間は、集中して遊んでいる事が多いと思います。

この場合、学校の授業の中に不得意な授業があり理解できない事がある体験をしている事で、ADHDのような行動を起こす場合があると言われています。

大人でもそうですが、苦手なことを押し付けても、やる気も出なければ、記憶力も低下します。

好きなことで、楽しいことは、時間を忘れるぐらい集中して取り組めるかと思います。プログラミングにおいても、簡単なプログラミングから始めて、たくさんフィードバック(褒める)をすることで、楽しく学ぶ事ができるのではないかと考えます。

まずは、子供にプログラミングを体験させて、苦手意識を作らない事、得意分野を見つけて成功体験をさせてあげる事が大切かと思います。

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