プログラミングを勉強して、転職したい、独立したいと考えた時、まず何を調べますか?
「ホームページを作りたいけど、どんなプログラミングを覚えたらいいんだろうか?」
「このぐらいのレベルなら独学でもでいけるみたいだけど、何をどうすれば良いのか分からない」など。
結論から言えば、プログラミングは独学でも習得可能であり、プログラマーになることもできます。はっきり言えば、勉強の仕方で左右されるので、独学だけでは挫折しやすいのがプログラミングの大きな悩みになります。
では、どうやって独学でプログラミングを習得すればいいのか、未経験から独学でプログラマーに方法やおすすめのプログラミング言語を紹介します。
{ この記事の目次 }
独学だけでプログラマーになれる時代
インターネットの普及と共に、学校へ行かなくても独学だけでプログラミングを勉強する人が増えました。ですが、情報が多すぎて「独学」と言っても、何をどうのように調べて勉強すればいいのかがわからない人も多いはずです。
プログラミングを独学するとは言えども、全く知らない分野のスキルを独学で身につけるためには、調べるコツが必要です。
まずは、こちらを読んでプログラミングを独学する際の必要最低限の知識として読んでください。
独学でプログラマーのお仕事に就職や転職できる?
「独学だけでプログラミングを勉強してプログラマーに就職や転職ができるのか?」といった不安をお持ちの方もいると思います。
プログラミングの最終ゴールは、就職や転職をしてお金を稼ぐことです。
就職や就職においてプログラミングをどんな方法で習得したかどうかは殆ど関係がありません。大学や専門を出なくてもプログラミングを習得する方法があります。
- プログラミングスクールや専門学校に通う。
- 独学でプログラミングスキルを習得して就職する。
- ハローワークなどで、職業訓練を活用して確実に就職する。
- 企業が新人に行うプログラミング 研修を経てそのまま就職する。
という4つの選択肢があります。
独学でプログラマーになるにあたって、独学だと就職や転職ができないんじゃないかと思う人も多くいるかと思います。
実際の企業の採用条件として、プログラミングを習得した方法よりも、実務でどれだけできるのか、どれだけの経験があるのか、コミュニケーションが取れるのかなど、プログラミングスキルを重視するばかりではありません。
大事なのは「どうやって学んだか」ではなく「どれだけの技術を身につけているのか」が重要になってきます。なので、独学であろうと専門を出ていようと実務に役立つ必要最低限のスキルが身についていればプログラマーへの就職や就職は可能です。
事実、自分も含め独学でプログラマーへ転身した人も多く、全くの未経験からスキル習得に成功した人も多くいます。「独学だけでプログラマーを目指すのは無理だな・・・」と思っている人でも、プログラマーに必要なプログラミング技術と実務経験があれば、転職や独立を果たすことは可能です。
独学に挑戦した人の半数以上が挫折で諦めている
前文で説明した通り、独学でプログラミングを習得できますし、独学だけで就職も転職もできます。インターネットの検索を上手に使えば、自分の好きなことを好きなように調べて学習できるのは非常に魅力的に感じると思います。
ただ、独学で挑戦した人の半数以上が、プログラミング学習に挫折しているというのが現実です。
- コーディングしたもの思うように動作しない
- 独学してみたものの何を勉強していいのか分からないことが多すぎた
- わからないときに調べても答えが見つけ出せなかった
- 相談できるプログラミング仲間がいない
自分のペースで学習できるメリットがある反面、独学には挫折した場合のフォローができずに、諦めてしまうケースがほとんどです。また、必要以上に言語を覚えようとするため、あまりの言語の多さにやる気を失います。
独学で行うのであれば、こういった無駄を省きながら、自力で乗り越えるメンタルが必要になります。
挫折しないためには、必要以上にプログラミング言語を端から端まで覚えない
早く、すぐにプログラミングを習得するためには、どうしたいいのでしょうか?結論から言えば、必要以上にプログラミング言語を覚えないことです。
目的に沿ってプログラミング言語を覚えないと、色々と言語に手を出すことになってしまいゴールまでの時間がものすごくかかります。
最短で無駄を省くためには、「自分はプログラマーになって何がしたいのか」を明確に調べて置くと良いでしょう。
自由度の高い独学だからこそ無駄を省き、はっきりした目的のみに時間を使うことが成功への近道です。
独学でプログラミングを習得するのに必要な時間は?
仕事に活かせるレベルのプログラミングスキルを独学で習得する際の時間の目安は、個人差もありますが、目的や勉強法によっても様々です。
一つの言語を習得するために、専門学校へ通うと3ヶ月〜半年はかかります。ですが、独学の良いところは、必要に応じて勉強ができるので、必要最低限のプログラミング言語の使い方さえ押さえておけば、すぐにもで習得ができます。
専門学校へいく時間なんて正直もったいないです。
自宅で1時間2時間でも集中して勉強できれば、半年もかかりません。
働きながら転職を考えている人は特に、1日数時間取れれば十分です。
独学で成功させるためには、目的に絞った言語を学ぶこと、困った時に質問できる相手をみつつけること、困った時にアドバイスをもらえる環境を用意することができれば、独学でも十分に成功できると思います。
独学するのにおすすめのプログラミング言語4選
プログラマーになるためには、最初に学習するプログラミング言語を何にするかわかりませんよね。プログラマーって何の言語が出来る人のこと言うのかも、はっきりわからないと思います。
では、一体どんなプログラミング言語から学ぶのが良いのか紹介します。
「簡単に理解できそうだな」と思うプログラミング言語から覚えていくこと
まずは、実際にプログラミング言語を見て触ってみて、自分にも理解できそうなと思うプログラミング言語から始めてみると良いでしょう。
1つの言語を理解できれば、他の言語も基礎の考え方は共通です。最初は、学習しやすい言語を1つ習得し、そこから派生させて他の言語を学ぶ事が最短距離です。
オブジェクト指向がしっかり身につき就職口も多く安定したプログラミング言語Java
世界的に人気があって、多くの仕事があるJava言語です。
Javaは携帯電話や家電製品、スマートフォンなどで使われる小規模なアプリケーションから銀行で使われるような大規模な業務システムを開発する際にも活躍する言語です。
また、書籍やネット上での検索情報が豊富で、現在のプログラミングで必要とするオブジェクト指向を学ぶのに適している言語です。>>オブジェクト指向とは?
Javaを身につけることで、AIや機械学習などに用いられるPython、3DやゲームやVR・ARに使用されるC#、制御組み込みなどに使われるC++とC、さらにVB.NETなど今後勉強する人には役立つ基本の言語なのです。
またこのように、新たな言語を用いてプログラミングする道に進む手段も容易になります
日本国内でも最も求人数の多いプログラミング言語なので、「プログラマーになる」という目的には最も適した言語と言えます。
ただ、挫折しやすい言語でもあるので、それなりの時間がかかります。
初心者には優しいホームページを作成するための言語HTML/CSSとPHP
Webサイトの作成に特化したプログラマーを目指すなら見た目を作る「HTML/CSS」とその中身を操作する「PHP」がおすすめです。
PHPはWebサイトの作成に組み合わせて使うプログラミング言語で、Webサイトの中身を記述するHTMLと相性の良いと言われる言語になります。
HTML/CSSは、Webサービスを作っていく場合は必須の言語になりますので、初心者の場合は、PHPよりHTML/CSSから独学を始めると良いでしょう。
主に、メールフォームやWEB上で動く掲示板やチャットなどに使われる言語です。
PHP言語のほとんどがWebサイトに特化している分、他の用途には使うことが殆どないので、クレジット決算などのシステム系を作って組み合わせたい場合は、他の言語を学ぶ必要があります。
iPhoneアプリやアンドロイドなどの主なゲームに興味があるならC#言語
Microsoft社がJavaなどをベースに独自に開発した言語で、テレビゲームやスマホゲームなどを作る場合は、C#言語がおすすめです。
一昔前までは、スマートフォン向けのゲーム開発にjava言語やSwift、Objective-Cと言った言語が使われていましたが、現在はゲーム開発の定番ツールとなっているUnity(ゲーム開発環境)で使うがC#言語になります。
Unityでゲームを開発すると、iOS/Androidはもちろん、マリオでお馴染みのNintendo Switchや大人向けゲームが多いXbox One、PS4などのゲーム専用機、PCのブラウザでもWebGLを使って再生が可能となります。
その他、ホログラムを映し出すMicrosoft HoloLens(ホロレンズ)やVRなど多種多様な機器向けに活躍するのがC#言語です。
PHP言語と同様、応用と組み合わせたい場合は、他の言語を学ぶ必要があります。
無料の初心者向け学習サービスを活用する
学ぶべき言語が定まったところで、本題「どうやって勉強するか?」ですね。
プログラミングの独学には何より、楽しみながら学ぶことが大切です。
専門学校へ行かなくても基本を学べるプログラミング初心者のための学習サービスを紹介します。
便利な無料で学習できるプログラミングオンラインサービスも充実してきました。まずは、プログラミングって何だろうなから、触れてみると良いかもしれません。
無料でもできる学習サービスからプログラミングに慣れる
プログラミングがどんなものかが全くない人には、初心者向けに公開されている学習サービスを見てみることから始めてみましょう。
素人でもわかりやすいプログラミング学習サービスを紹介します。
無料で登録して利用できるので、プログラミング学習の入り口として使ってみてください。
ドットインストール
ドットインストール
https://dotinstall.com/
ドットインストールの特徴は、全くの無駄がない短時間でさらっと見れる無料オンラインサイトです。まずは、全部を完璧に理解する必要はなく、こんなプログラミングがあるんだぐらいで見ておきましょう。
ドットインストールの良いとことは、以下になります。
- 約3分程度の動画なので、電車の中でもさらっと見れる。
- 各プログラミング言語に対応しているため、プログラミング 言語には何があるのかがわかる
- 専門学校で学ぶ内容が無料で短時間で繰り返しみることができる
- 働きながらでも好きな時間好きな時に見る事が出来る
プログラミング知識のない初心者にとってプログラミングってどんなものかがわかるので、独学を始める前に利用すると良いかもしれません。初心者向けに作られているので、是非活用してください。
プログラミング をするための環境設定をする
覚えた言語が決まったら、プログラムを実際に書いていきましょう。
まずはテキストエディターで始める人もいますが、簡単に開発できるソフトをご紹介します。
Atom
https://atom.io/
初心者でも開発者でも優しく使いやすいツールです。
様々な言語に対応できるのと、プラグインで自分専用の開発ツールが簡単にカスタマイズできます。独学をするならパソコンとネット環境とAtomがあれば十分独学可能です。
勉強したい言語が見つかったらサンプルファイルをダウンロードしてくる
いきなりプログラミングを書くのは無理なので、まずはサンプルファイルを使ってコードをみてみると良いでしょう。無料のプログラムファイルをダウンロードして、実際に全部のコードを開いてみることから始めます。
始めから全部プログラムを書ける人なんていませんので、まずはできたプログラムを活用して、実際に使われているコードを読み解くことから始めていきましょう。
このコードはどういう意味何だろう?と疑問に思ったら、ネットで調べる癖をつけましょう。
現場のベテランプログラマーも、わからないことはまずは自分で調べて答えを導き出しています。必ず検索には、答えがあるので、自らが調べるという癖をつけていきましょう。
独学で成功させる勉強法とは?
無駄な勉強時間を省くため、何のためにプログラミングを勉強するのかを明確に決めましょう。それに応じて必要な言語を調べ、プログラミングの勉強を始めていきましょう。
プログラミングで挫折をしないためには、ある程度のモチベーションと根気が必要です。無理な課題を無理に解こうとするよりも、わかることから始めていきましょう。
まずはカウンセリングからどうぞ
独学でプログラミングを習得したい方、お気軽にご相談ください。