アプリ開発用のパソコン選びの基準は、作る目的によって異なります。
MacとWindowsのどちらのパソコンが良いのか、検討する参考にしてください。
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アプリ開発の種類によってパソコン選びが異なる
アプリ開発の種類には、いろいろあります。
・パソコンゲーム用のアプリ
・アンドロイドアプリ
・iPhoneアプリ
・ソーシャルゲームアプリ
などが挙げられます。
これらのアプリ開発をするためには、作成できるパソコンの種類が異なります。
Windowsのパソコンでアプリを開発する
Windowsは、シェアが多いこともあって、使い慣れている人もいるかもしれません。WindowsのPCゲームやアンドロイドアプリ開発をするなら、慣れているパソコンを使用するとパソコンの操作方法から覚える必要がないので、とても楽です。
また、開発環境も同様で、Windowsの方が開発アプリが充実しているので、初心者の方は、様々な開発環境を選択できるWindowsが最適かもしれません。
Macのパソコンでアプリを開発する
Apple製品のアプリ開発をするなら、macで制作する意外の方法はありません。なので、iPhoneアプリ開発が目的の場合は、Macのパソコンを検討しましょう。
iPhoneアプリ開発には、Apple公式の開発ツール「Xcode」を使うのが一般的となります。
アプリ開発に適したパソコンのスペックを選ぶ
目的が決まれば、動作が早いパソコンを選ぶだけです。
動作が早いパソコンを選ぶ理由は、デバック(テスト)しているときや保存して実機で確認したりする作業が早いと、ストレスなくプログラミングができるというだけです。
別に、遅いパソコンでも問題はありません。
ただ、実際にプログラミングをするとわかると思いますが、遅いとストレスになります。
インターネットの回線がADSLで遅いと感じるのと同じで、一つ一つの作業に対して、何分も時間がかかれば、タイムロスにもなりますし、ストレスになります。なので、スペックの低い遅いパソコンはおすすめしません。
アプリ開発に最適な早いパソコンは、メモリーとCPUとHDDのスペックを基準に選んでください。
メモリー(データーの記憶)
メモリーは一時的にデータを記憶しておくハードウェアのことです。
メモリーが大きければ大きいほど、作成したデーターを多く保存できます。また、より大きなメモリーを使用している方が、様々な作業を同時にこなすことができるので、効率が良くなります。
メモリーの単位はGB(ギガバイト)になります。
プログラミングを独学する場合、8GB(ギガバイト)以上のものを購入してください。
CPU(シーピーユー)人間の脳に当たる部分
CPUはコンピューターの動作速度を左右するハードウェアのことです。
人間に例えるなら、「脳」の部分になります。
パソコン本体というよりかは、CPUの違いによってパソコンが処理を行う速度には大きな違いが出てくるため、最新のCPUを選ぶことで処理速度の速く、ストレスなく仕事や制作ができます。
HDD(ハードディスク)データーの読み書き
データの保存場所になります。
500GBから1TBあれば、十分かと思います。
また、外付けHDD(ハードディスク)もありますので、バックアップ用に持っておくのも良いと思います。
アプリ開発のパソコンモニターサイズはお好み
アプリ開発のためのモニターサイズは、お好みになります。
ノートパソコンのモニターでも、大きなモニターを2台並べて開発しても良いと思います。
エンジニアやプログラマーの多くは、開発レシピやプログラミングなどを教え合う「もくもく会」や勉強会、サークルなどに参加していることから、移動先でも情報が交換できるよう、ノートパソコンを持ち歩いている人が多くいます。
プログラミングを勉強する際に、情報交換は必須とも言えるので、参加したい人は、ノートパソコンが便利かもしれません。
初心者向けのアプリ開発用のパソコンはノートがおすすめ
上記で説明した通りです。
勉強会やもくもく会などのサークルに参加したり、移動先でプログラミングの情報を共有するのではあれば、手軽なノートパソコンがおすすめです。
カフェで気分転換しながらプログラミングを勉強している人も多く見かけますので、環境を自由に変えられるノートパソコンが良いかもしれません。
ただ、デメリットとしてノートパソコンは壊れやすいです。
5年〜7年弱使えれば、長持ちした方でないでしょうか。
新しいノートパソコンを購入して、ぜひアプリ開発をしてみてくださいね。