これから独学でプログラミングを勉強しようと思っている方、何をどうしていいかわからない方はまずはお読みください。
{ この記事の目次 }
「プログラミングを勉強したい」に辿り着くまで
プログラミングを勉強しようと思った時には、何かしらの書籍を購入したり、無料で使えるオンラインツールを使ったり、ネット検索をしたりすると思います。
「プログラミングを勉強したい」きっかけとして、就職や転職、趣味の範囲でホームページを作って見たかったり、個人でお店を開くために、自分でホームページを作ってみたくなったりと、プログラミングに辿り着くきっかけは様々です。
プログラミングは、一体何を指していて、どんなことができるのか、はじめて勉強する人には、漠然とした答えでしかありません。
プログラミングって何?
プログラミングとは、簡単に説明すると「機械に対して指令をだすこと」、つまり、コンピュータに「こんな風に動いてくれ!」と伝えるための行動のことを「プログラミング」と言います。コンピューターにお願いしたい仕事を順番に書いていくことで、それを形にしてくれます。
ですが、機械は人間の言葉をそのままでは理解で切るわけではないので、理解できる言葉=プログラミング言語で指示する必要があるということになります。
プログラミングができると「何」ができるの?
プログラミングを覚えることで、様々なことができるようになります。
例えば、電話として使っているスマホで、ゲームを作ることができます。
ブラウザーを使って、インターネットで調べ物をする時にみる、ホームページもプログラミングすることで、見たり押したりメールを出したりする行為をさせることができます。
配達をお願いする際の「配送管理システム」や、銀行などの金融機関の入出金システムなどもプログラミングから作られています。
このようにプログラミングでできているものがわかれば、「何のために」「どんなものを」「何の言語が必要か」の目的がはっきりしてきます。
早速プログラミングをはじめてみよう!
初心者におすすめの言語
プログラミングをすることで、作られるものがわかれば、それに必要な言語を勉強する素材を探し始めます。
ホームページを作るのであれば、デザインを勉強して、それを組み立てるための言語で良く使う、htmlやcssを勉強します。
動きのあるかっこいいホームページや検索サイトやポータルサイト作成するのであれば、php(ピーエイチピー)やjQuery(ジェイクエリー)JavaScript(ジャバスクリプト)などが挙げられます。
ビックデーターやシステム管理など便利なシステム開発などを作るのであれば、java(ジャバ)やサーブレットを勉強するなど、こうした目的を明確にすることで、必要最低限のプログラミングで、思うままに作りたいものが実現できていきます。
プログラミングを始める環境を作ろう
プログラミングの作りたいものがわかれば、それに必要なパソコンとネット環境を準備します。
webデザイナーを目指すなら、デザインやゲーム開発に向いているmac(マック)を検討するのも良いかもしれません。
普段使い慣れているも一般的なものがよければ、Windows(ウインドズ)でも問題ありません。
必ずしもmac(マック)でなければいけない、Windowsでなければいけないというわけではなく、ご自身の目的に合ったものを検討して選ぶと良いでしょう。
プログラミング言語を動かす開発環境を準備する
目的とパソコンとネット環境が整えられたら、次に準備する物は、プログラミング言語を動かす開発環境を用意します。
開発環境とは、一般的に機器やソフトウェア(コンピュータを働かせるためのプログラム)、システムを開発するために必要な機材やソフトウェアなどを組み合わせるための環境です。
ホームページを作成するのであれば、まずはメモ帳やTeraPad(テラパッド)などのテキストエディタからはじめてみると良いでしょう。
最初は、プログラミング言語を書いてみる、そして簡単に動かしてみることから始めると、わかりやすいかもしれません。
ホームページを作成するのであれば、まずはメモ帳やeraPad(テラパッド)などのテキストエディタからはじめてみると良いでしょう。
そのほか、ゲームを作るのであればUnity(ユニティ)やeclipse(エクリプス)などの統合開発環境を準備する必要があります。
統合開発環境とは簡単に説明すると、ソフトウェア(コンピュータを働かせるためのプログラム)ゲームの開発において用いられる様々な支援ツールなどを統合・統一化した開発環境をいいます。
あとは、ひたすらプログラミング言語を覚えて構築する訓練をするだけ
目的や必要な言語と開発環境が整えば、あとは独学でも十分に勉強を進めることができます。
プログラミング言語の書籍を購入してみたり、無料のオンライン動画をみながら作成してみたり、無料で配布されている素材をダウンロードして、編集してみたりと、勉強方法はたくさんあります。
プログラミングで大事なことは、言語を全て頭に入れることではなく、動かす過程をイメージして構築することが大事です。
良くあるのが、Python(パイソン)言語さえマスターすれば、人工知能やAIが完璧に作れると思うかもしれませんが、言語の基本を理解するだけでは、いざ設計図を渡されても作ることができない人がほとんどのようです。
言語の特性と、作るものに合う言語やアリゴリズムを考えることもプログラミングをする作業の一つとなります。
同じホームページでも、作り手が違うだけで、コードの書き方はバラバラです。言語をマスターするだけではなく、イメージする訓練も行いましょう。
独学でプログラミングを習得するために
独学でプログラミングを習得するために大切なことは、苦手意識を植え付けないように、「自分にできそうだな」という言語から選びましょう。また、「やってみたい」という好奇心からはじめると、覚えやすいです。
特に、数字が苦手だったり、英語が苦手だったり、プログラミングを見て、難しそうだなと思ったら、まずは簡単そうだなと思う言語から覚えていくと良いでしょう。
初心者に優しい言語の一つとして、ホームページ制作で使うhtmlやcssから学ぶと、そのほかの言語がスムーズに覚えられます。
まずは、プログラミングの言語がどんな物で、どんな風に書かれていて、どんな風に読み込み、どんな風に動くのかを体験することです。
すぐに上手に作れるようにはならないので、たくさんいろんなものを作り、体験することが大切です。
プログラミングを勉強する期間を限定しない
1ヶ月でマスターする、3ヶ月で習得する、1日1週間で覚えられるなど、期間にこだわらないことです。
プログラミングスクールへ通うと、必ず期間が定められています。
いつからいつまでの3ヶ月で全部をマスターでできるという学校は、正直マスターしきれないことが多くあります。時間にルーズで、時間を決めないと覚えられないという方には向きますが、しっかり覚えたい方は、あまり時間や期間に拘らないことです。
いつまでにプログラミング言語を覚えるというスタンスより、目的のものを絶対に作れるようになる、動かすことができるなど、完成する課程にシフトしましょう。
プログラミングの言語をマスターすることが目的ではなく、作りたいものを完成させるとこを目標に、独学を進めてください。