ホームページやシステムをリリース(公開)する際に、サーバーが必要になることはご存知でしょうか?
初心者にもわかりやすく、簡単で運用しやすいレンタルサーバーをご紹介します。
{ この記事の目次 }
サーバーとは何か
サーバーとは、簡単にサービスを提供するソフトウェア、あるいはその機能が稼働しているコンピュータ機器のことです。この機械が、情報のやりとりを行っています。
クライアントとリクエストの構造
「クライアント」と呼ばれるPC、タブレットやスマホなどからのリクエスト(要求)により、受け取った情報を提供するコンピューターのことを指します。
例えば、各端末でブラウザーでホームページをみるとします。
「クライアント」を通じてサーバーに対してホームページのデータを受け取るようにリクエストを行います。
サーバーはそのリクエストに答えて、クライアントに対して該当するデータをレスポンス(渡す)します。
こうしたやり取りによって、データーのやり取りを行い、ホームページを閲覧できるという仕組みです。
サーバーの貸し出しが「レンタルサーバー」
サーバーには、自分で構築するサーバーと、会社が運営しているサーバーをレンタルする2種類になります。
初心者の方は、まずレンタルサーバーを使って、ホームページやサービスページを開設すると、楽ですぐにホームページを運用できます。
上級者になってくると、クラウドを借りたり、自分でサーバー(機械)を購入して、設置運用することもできるようになります。
まずは、レンタルサーバーの使い方と管理の仕方を簡単に覚えましょう。
ホームページを始めるには、公開するためのドメインが必要になる
ホームページやサービスサイトを始める場合、住所(自分の所有物)である、ドメインを取得する必要があります。
ドメインとは、ホームページにアクセスするための自分の住所(自分の電話番号)のようなものと思ってください。
年間、100円代のものから、数千円の物までありますが、練習なので安いドメインを取得してみましょう。
レンタルサーバーの種類
共用サーバー
初心者の方が、最も多く利用するのがこの共有サーバーになります。
1台のサーバーを複数のユーザーで共有して使う形になります。
サーバーの設定や運用は全てに関して、レンタルサーバーの社がが行ってくれます。
サーバーの料金は共有するユーザー全員で、それぞれが負担をするので、費用は安くなります。独自で管理して自由に運用したいという場合には、不向きのサーバーになります。
専用サーバー
特定のユーザーが、1台のサーバーを独占して使える形です。
契約者がサーバーに必要な設定が、自由に設定ができるので、スペック(性能)が高く中級者向けになります。
また、共有サーバーとは違い、かなりの費用負担がかかります。
設定等も契約者が行うため、サーバーの設定や運用の知識がないと難しいです。
なので、初心者には向きません。
VPS(仮想専用サーバー)とクラウドサーバー
VPSやクラウドサーバーは、上級者向けのサーバーになります。
サーバーそのものの知識やセキュリティなど、専門的な知識を持った人が使うサーバーになります。
レンタルサーバーと同じ、月額費用や、使用する領域によって金額が発生します。サーバー構築などの興味がある方は、サーバー構築やインフラエンジニアについて調べてみてください。
ここでは、初心者向けの説明なので、「こんなものもあるんだな」ぐらいで読み進めてください。
初心者に優しい独学向けレンタルサーバー
バリュードメイン
初心者に優しいおすすめのレンタルサーバーは、バリュードメインになります。ここ以外のおすすめはありません。
バリュードメイン
ドメインからサーバーの契約まで1サイトで利用できるので、初心者には便利な会社です。何よりも費用が最安値で、広告が気にならなければ、無料で利用できます。
年間契約でサーバー費用を払ったとしても、2500円程度で維持する事ができるので、最初の独学にはぴったりのサービスです。
中級者に優しいレンタルサーバー
エックスサーバー
中級者向けのレンタルサーバーは、エックスサーバーになります。
様々な設定をしたいという時は、操作方法が簡単でわかりやすいので、非常に便利です。
最小10個までドメインの管理ができるので、複数のドメインを管理しているようなアフィリエイトプログラミングの運用には、最適のサーバーになります。
費用は少し高めですが、年間1万2000円ほどかかります。
なので、複数のドメインを管理する場合には、便利なサーバーになります。
エックスサーバー
さくらサーバー
中級者に優しいレンタルサーバーその2はさくらサーバーになります。
エックスサーバーとの違いは、料金が安い!という点です。
機能性については、大差ない気がします。
同レベル相当なら、安い方がいいという方は、さくらでも良いと思います。
スタンダードやプレミアム当たりで、ワードプレスがさくさく動きますので、練習して作ったサイトを、本番環境で公開したいときなどに便利です。
レンタルサーバーまとめ
そのほかにも、様々なレンタルサーバーがあります。
アダルト専用サーバーや、海外サーバー、国内サーバーと、いろいろな職種や作るものに対して、サーバーを選んでください。
まずは、独学でプログラミングをやってみたいという方には、この2社がおすすめです。
サーバー操作を完全にマスターするよりも、設置まででいいと思います。
ホームページはこんなふうに作って、公開するものなんだなという事が理解できれば、大丈夫です。
練習に開発したサイトをサーバーに公開してみてくださいね。