大人から子供まで大人気!ホラーゲームの定番、scratch(スクラッチ)ゾンビゲームの作り方になります。クローンや当たり判定の練習には最適なゲームになります。
{ この記事の目次 }
まずはゾンビを倒してみよう
旗マークを押してゲームを開始してください。
ホラーな画像や音声を使用しています。年齢の低いお子さんやホラーが苦手な方はご遠慮ください。
※←→キーで、左右に移動できます。
※スペースキーを押して撃ってみましょう。
※5回当たりでイベントが発生します。
今回はクリア条件は設定していないので、個人でゲームを膨らませてプログラミングを考えみましょう。
ゾンビゲームに必要なプログラミングの構成を考えてみよう!
ゾンビゲームに必要なプログラムはなんでしょうか?
今回は練習用なので、処理を減らしてみましたが、以下のような処理が必要になってきます。
①ゾンビのルール
②拳銃の当たり判定(クローン)
③カウント処理
④クリア条件
となります。
①背景を用意する
ゾンビーンにかかせない背景画像を用意します。
背景の枚数が増えれば増えるほど、処理を複製して実行する必要があるため、今回は1枚で動かします。
背景にサウンドを設定します。
②拳銃の動きと弾を作ろう
拳銃の設定を作ります。
左右に移動できるよう矢印キーで発火。
それぞれの効果音をセットします。
弾は、クローンを使って繰り返し使えるようにします。
③ゾンビを用意する
ゾンビを作ります。
プレイ中のゾンビの移動範囲の設定と音声を入れます。
弾が5回あたりカウントすると、次の画像へ切り替える仕組みです。
④当たり判定を作る
当たり判定を作ります。
クローンした弾を特定の位置に移動させます。
クローンがゾンビにあたると、1カウントずつします。
カウントが終われば、終わりと表示され、次の背景へ移動します。
⑤カウンターを作る
カウンターを設定します。
5回ゾンビに当たれば、イベントが発生するプログラムを作ります。
考えてみよう①ゾンビの出現と移動方法をカスタマイズする
背景を増し、ゾンビの数を増やすこともできます。
1枚の背景と1体のゾンビが増えればその分のプログラムを追加する必要があります。
考えてみよう②弾の当たり位置をカスタマイズする
クローンした弾の数や移動のルールを作ってみたり、拳銃を増やしてみることも可能です。
キー入力を使ってそれぞれのアイテムを選べる設定を追加することもできます。
考えてみよう③時間制限とクリア条件カスタマイズする
クリアするための条件を追加することもできます。
scratchの変数タイマーをセットし、タイマー以内の時間内にゾンビを消すことができなければゲームオーバーとなるプログラムや、なんどか噛まれたらゲームオーバーになるという設定に変更・追加するのも面白いです。
ゾンビゲームをプログラミングする方法は色々ある
ゾンビゲームに必要なプログラミングは、クローン操作と当たり判定です。
様々なアイディアとプログラミングの考え方があります。
ルールを増やせば増やすほど、処理がどんどん増えていきます。
答えはひとつではないので、自分ならどうやって作るのかを考えながら、独学したり、学習に役立てて欲しいと思います。
scratch(スクラッチ)は、大人も子供も関係なく学習するには最適の環境です。
プログラミングが苦手だなと思う大人の方は、難しい言語から学ぶよりも、ビジュアルからやってみると、挫折しにくいかもしれませんので、このプログラムはどうやったら作れるか、難しいなーと思ったらscratchを使って、考えてみると良いかもしれませんね。